2022.04.13
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけとして、問診システムの導入を検討する病院やクリニックが増えています。
従来の紙ベースの問診には、「紙の問診票の手渡し」「ボールペンやクリップボードなどの使い回し」による院内感染リスクがありました。また、風邪症状や濃厚接触者の有無など、新型コロナウイルスに対応した問診票が必要になった結果、書類管理の手間が増えた点もWeb問診の普及の要因です。
病院業務の効率化の第一歩として「Web問診の導入」を検討しましょう。
この記事では、Web問診と紙の問診の違いや、問診システムを導入するメリット、問診システムの導入時に検討したいポイントについて解説します。
目次
Web問診と従来の紙の問診には、以下のような違いがあります。
Web問診 | 紙の問診 | |
記入方法 | スマホやタブレットでの記入 | 手書きでの記入 |
所要時間 | 2分程度 | 10分程度 |
カルテへの転記作業 | 不要 | 必要 |
Web問診なら患者様がスマホやタブレットですばやく問診票を記入でき、診察を受けるまでの時間を短縮することが可能です。また、電子カルテと連携可能な問診システムなら、問診票の項目をカルテに転記する作業が発生しません。
問診システムにはメリットだけでなく、デメリットもいくつかあります。Web問診を導入する前にメリットとデメリットを比較し、十分な費用対効果が得られるかどうか検討することが大切です。
問診システムを導入することで得られるメリットは3つあります。
問診システムを導入する場合、次の2点のデメリットに注意が必要です。
問診システムを導入する際に検討したいポイントは2つあります。
問診システムを導入するときは、画面が大きく見やすい製品を選びましょう。高齢者の方でも一人で操作しやすい問診システムなら、スタッフの補助や代行入力などの手間が発生しづらくなります。
問診システムによっては、事前のデモ体験や操作体験が可能です。システムを使うスタッフや患者様の目線に立って問診システムを選びましょう。
システムベンダーの導入支援サポートが充実しているかどうかも重要です。診療サービスを日々提供しながら、問診システムを自力で構築するのは困難です。サポートが充実したベンダーなら、必要な機器の準備や問診項目の設定など、わからないことがあったときにすぐレクチャーを受けられます。
問診システムの導入なら、問診に関する事務業務を90%削減可能なARTERIAがおすすめです。ARTERIAは問診票のデータを自動で電子カルテシステムに連携可能なため、問診票のスキャン作業や電子カルテへの転記作業が発生しません。
また、ARTERIAなら高齢者の方でも一人で操作できます。一問一答形式での問診や、シェーマ画像を用いた視覚的な問診により、ITリテラシーが乏しい方でもタブレット端末でスムーズに記入できます。
問診システムを導入すれば、問診票のスキャンや電子カルテへの転記といった事務作業をなくし、業務効率化を実現できます。問診票への記入時間を短縮し、患者様の待ち時間を削減することも可能です。
問診システムを導入するときは、「問診システムの画面が見やすいか」「導入支援サポートが充実しているか」の2点を意識しましょう。
問診システムを導入するなら、WorkVisionの病院効率化システム『ARTERIA』(アルテリア)がおすすめです。さまざまな年代の患者、職員などが誰でも直感的に操作できるため、入力作業を効率化し、ストレスなくご利用いただけます。
■ARTERIAならではのWeb問診機能について詳しくは以下のページをご覧ください。
ARTERIAのWeb問診システム